甲子温泉(かしおんせん)は阿武隈川源流の温泉で、国道289号線から谷底に下ると新築された一軒宿、大黒屋が建っています。
ここは混浴岩風呂が有名です。長い階段を下り渡り廊下で川を渡ると岩風呂の大きな建物があります。脱衣所も分かれていない混浴のお風呂は女性が入るのかかなり勇気がいるようです。中年の奥さんが覗きに来ましたがやはり隣の女風呂に行ってしまいました。
自然石をくりぬいて作られた大きなお風呂には子供に恵まれるという子宝石があります。川にお湯が流れ出ると言うことで石鹸やシャンプーなどは使うことができませんでした。
この温泉が発見されたのは1384年、州安和尚により発見されたと言います。その年が甲子の年であったことから甲子温泉と名付けられたと伝えられています。