仁寿元年(851年)に源海法師によって創建されたという真言宗の古刹です。参道には多くの奇岩怪石が立ち並び石老山のハイキングコースとして何時も多くの人が訪れるところです。
石老山を訪れたのは2月のスノーハイクの途中です。相模湖病院の駐車場から杉林の登山道を登って行くと奇岩、怪石が現れます。
今年は低い山にも雪は下りてきているようで、登山道には雪が張り付いていました。
仁寿元年(851年)に源海法師によって創建されたと言う真言宗の古刹です。参道には多くの奇岩怪石が立ち並び石老山のハイキングコースとして何時も多くの人が訪れるところです。
顕鏡寺を訪れたのは1月の初め、石老山への軽いハイキングの途中で立ち寄りました。1月でもこの付近の山は雪も降っていません。
山門の前の大きな岩屋は道志岩窟、源海法師が住居としたと言われる岩屋で高さ7メートル幅12メートル。保護のためかブロックで保護されていますが何となくアンマッチな感じです。
参道には屏風岩、仁王岩、駒立岩などと名付けられた岩があります。
真言宗の宗派である。総本山は金剛峯寺。高野宗・高野派とも呼ばれる。全国に約3700の末寺がある。
六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。
平安時代の僧。真言宗の開祖。最澄と並ぶ平安仏教の確立者。15歳で母方の伯父阿刀大足(あとのおおたる)について京都へ遊学。延暦23年(804年)入唐し翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し東寺(教王護国寺)を真言道場とした。
真言密教の教主。諸仏、諸菩薩の根元をなす理智体で宇宙の実相を仏格化した根本仏とされる。智徳の表現が金剛界大日、理徳の表現が胎蔵界大日とされ、天台宗では大日如来と釈迦如来は法身、応身で同体とし、真言宗では釈迦如来は顕教の教主とみて異体とする。