石楯尾神社9:00-520m付近9:30/35-甘草水10:15/25-生藤山10:50/55-連行峰11:25/12:00-醍醐丸下12:50/13:00-和田峠13:25/13:30-陣馬山13:55/14:20-和田登山口15:05-和田バス停15:25
山の会の4月の班山行は生藤山の明るい尾根歩きです。中央線の上野原駅にはたくさんのハイカーがバスを待っています。この時期は新緑の山歩きを楽しむ人が多いところのようで生藤山のほか奈良倉山や坪山へと向かうハイカーも多いようです。
たどり着いた石楯尾神社のバス停で準備運動をしたのち、明るい舗装道路を登り始めます。若葉色に包まれた山里はすでに桜の季節は過ぎているものの、道端にはツボスミレやヒメオドリコソウ、トウダイグサなど春の野原を彩る花が咲いています。
しばらく登ると舗装道路を離れ暗い杉林の中を登る山道が始まります。林道を横切った道はジグザグを切りながら暗い樹林帯の中を登って行きます。気温もかなり高くなっているようで汗も噴き出してきました。
やがて登山道は佐野川峠にたどり着きます。右手から登ってくる道は鎌沢方面から登てくる道で、鎌沢の駐車場に車を置きこの道を登って来た記憶が残るところす。
明るい雑木林の中を緩やかに登って行く道にはタチツボスミレやエイザンスミレなどのほかアケボノスミレも目立つようになります。
散り落ちた桜の花弁が登山道に目立ち始めると甘草水の広場です。桜の木の下にはベンチが置かれたくさんのハイカーが休憩をしています。ここの桜はヤマザクラ、桜の名所としてネットなどでも紹介されているところですがすでに満開の時期は過ぎ去ろうとしていました。
明るい尾根道をしばらく登って行くと三国山です。甲斐、武蔵、相模の三国を一望する頂ですが木立に覆われた山頂はたくさんの人であふれて展望を楽しむこともできそうにありません。
小さく下って登り返した頂が生藤山です。この小さな山頂もたくさんの人でいっぱい、春の霞んだ空の下ではここからの展望も期待することは無理と言うものです。
生藤山からの下りは岩っぽい急坂です。赤紫のミツバツツジが若葉色の斜面を彩っています。茅ノ丸は巻道をたどるとやがて連行峰への登りです。
たどり着いた山頂は縦走路の中の通過点と言ったところ、左手には秋川沿いの柏木野へと続く道が分かれています。この山頂もまたたくさんの人でいっぱいです。我々は山頂の先の道端に腰を下ろし昼食にしました。
連行峰からも明るい雑木林の尾根道が続いています。右手の木立には大蔵里山の山頂標識が打ち付けてありました。その先には和田へと下って行く道が分かれています。
この先はふたたび巻道へ、途中には右手が崩壊したところもありました。醍醐丸もまた巻道をたどることにします。暗い杉林の中の醍醐峠で一息を入れ小さく登り返すと高岩山です。
たどり着いた和田峠にはたくさんの車が停まっています。和田方面は道路が崩壊しているため通行止めと言います。陣馬山へは階段の道のほか山頂の茶店の荷揚げに使用されている道があります。
緩やかに登って行く道にはニリンソウが群生、すでに桜の季節は過ぎていましたがまだ春の若葉色に包まれた明るい登りが山頂へと続いていました。
たどり着いた陣馬山の山頂もまたたくさんの人であふれています。和田峠から登って来たのか小さな子供を連れた家族連れの姿も目立つようです。山頂の茶店の前には和田バス停と陣場下バス停のバスの時間が表示されていました。和田バス停では臨時バスも運行しているようです。
山頂での展望を眺めながら一休みしたのち、和田バス停に下ることにしました。緩やかに木の階段を下って行く道は若葉色の山肌を眺めながら一ノ尾根を下って行きます。イカリソウやチゴユリなど春の花を眺めながら下って行くと和田の登山口です。
たくさんのハイカーと一緒に舗装道路をしばらく下ると和田バス停です。県立陣馬自然公園センターはすでに閉館になり立入禁止になっていました。
GpsLogは電波状態が悪いためか欠測しているところがあります。