玉川上水・拝島駅~国分寺・旭ヶ丘住宅バス停 


 上水道
 歩程:行動時間 5:34、歩行時間4:13
 歩行距離:12.8km
 累積標高差:+8m、-45m
 アプローチ:往路・JR青梅線拝島駅、復路・西武バス旭ヶ丘住宅バス停
 訪問日:2026年2月21日

 

 コースタイム


羽村駅10:09~昭島エコパークの梅林~八雲神社・天王橋11:34~残掘川ふせこし11:45~ロウバイ群生地12:02~くら寿司立川店12:20/13:07~阿豆佐味天神社・立川水天宮13:09~玉川上水駅13:50~東京都水道局小平監視所14:00~甦る水の滝14:07~新堀用水胎内堀坑口14:30~小平市中央公園15:34~久右衛門橋15:42~旭ヶ丘住宅バス停15:43

 

 拝島駅~残掘川ふせこし~阿豆佐味天神社~玉川上水駅~旭ヶ丘住宅バス停


玉川上水の川沿いの道は拝島駅からです。暖かくはなってきましたが春の花が咲き始めるのはもう少し先、まだまだ玉川上水の散策に訪れる人は多くないようです。

拝島駅の北口を出ると西武拝島線の踏切、ここから玉川上水に沿った緑道歩きが始まります。

拝島駅北口から西武拝島線の踏切
玉川上水に沿った緑道

緑道の傍には案内板、承応3年に玉川兄弟が幕府の命を受けて開削した歴史や、がありました。江戸の生活用水のほか農業用水としても利用された歴史の一部が紹介されていました。

玉川上水の案内板
住宅地の中を細い流れが続きます
西武拝島線の踏切を渡り
ふたみ橋

住宅地の中を流れる細い流れに沿って続く玉川上水は再び西武拝島線を渡ります。

エコパークは紅梅が満開
流れにはシロサギ
マガモも泳いでいます
住宅地の中に続く玉川上水緑道

緑道の傍には幼稚園児も遊ぶエコパーク、明るい春先の光を浴び紅梅が今を盛り咲いていました。緩やかな流れには小魚を狙っているのかシロサキ、マガモも流れの中に泳いでいました。

住宅地の中をたどる道に沿ってパンプレットなどにも掲載されている玉川上水緑道の地図があります。日焼けしたのか紫色に変色、立ち寄った人が指さすようで現在位置が白く色抜けていました。

玉川上水緑道の案内板
昭島市の雨水マンホール
暗渠になる玉川上水
暗渠の上は広い遊歩道

やがて玉川上水は暗渠部分に、その上は広い遊歩道になっています。都市河川の多くが暗渠となってきましたが、玉川上水が開渠のままで存続できたのは上水として利用されていたことや歴史的な価値によるものが多いと言います。明治大学や新宿御苑など、下流部は暗渠となっていますがまだこのような自然が残ればいいと思うところです。

天王橋を越えると右手に玉垣をめぐらせた八雲神社があります。天皇様とも呼ばれ盞嗚命を祀る神社です。境内の石灯籠には秋葉大権現、お地蔵さんや石仏など古い歴史がある神社のようです。

一番橋
玉垣をめぐらせた八雲神社
天王橋
残堀川をくぐる「ふせこし」

僅かに歩くと残堀川です。ここは東京直下地震の震源地として注目を浴びた立川断層の崖線を流れている川です。玉川上水が再作されたころ、残堀川は玉川上水に流入していました。しかし明治になると残堀川の水質が悪化、玉川上水は残堀川の下をくぐる「ふせ越」工事が行われたと言います。全国の川でも珍しい川の立体交差が行われたところでした。

西武線の武蔵砂川の駅近くには早咲きの河津桜、ピンクの花が咲き始めています。付近のソメイヨシノがまた固い蕾の中、ここだけはもう春が訪れているようでした。

玉川上水は残堀川の下をくぐり
早咲きの河津桜
まだ芽吹きには早い桜並木
ソシンロウバイが満開

近くの農家の畑には黄色いソシンロウバイが甘い香りを漂わせています。やはり立川周辺はまだまだ気温が低いようで、ロウバイも今が満開も時期なのでしょう。

やがて道は小さな高みを通るようになります。右手の玉川浄水は深く掘り下げられた中を流れて行きます。手掘りの開削の工事ではかなり大変だったということでしょう。

金比羅橋を右手に、ここには立川で唯一山と言う金比羅山があるようです。10mをわずかに超える人口の小山と言いますが見過ごしてしまいました。

立川の汚水マンホール
玉川上水は深く土削られた中を
竹林の傍を流れる玉川上水
阿豆佐味天神社の鳥居

近くのくら寿司で昼食ののち、阿豆佐味天神社と立川水天宮に参拝です。阿豆佐味天神社は立川で最も古い神社、砂川地区の総鎮守と言います。

阿豆佐味天神社は武蔵国多摩郡八座の一座として数えられる式内社で、その論社は西多摩郡瑞穂町にもあります。武蔵七党の一つ、村山党の氏神として崇敬を受けた神社といいます。広い境内の奥には拝殿、その隣には立川水天宮の社が祀られていました。

阿豆佐味天神社の拝殿
境内に立川水天宮
集合住宅の傍を歩いて
立川上水のモノレール駅

立ち並ぶ集合住宅の傍をしばらく歩くと立川上水のモノレール駅です。多摩モノレールはサンリオピューロランドがある多摩センターと上北台を結ぶ16kmの跨座式モノレールです。

僅かに歩くと東京都水道局小平監視所、現在の玉川上水はここまでが上水道で、以降は暗渠として東村山浄水場へ送られることになります。浄水場で処理された水は甦る水として再び玉川上水を流れることになります。

東京都水道局小平監視所
野火止用水の案内板
玉川上水の案内板
「清流の復活」の石碑

またここは野火止用水が分岐するところです。ここから分岐した水は小平、東村山などを通り志木まで25kmをたどり上水や農業用水として利用されたと言います。

甦る水として復活する湧き水
玉川上水に復活した流れ
こもれびの足湯
胎内堀竪穴の底には水が流れ

また近くには新堀用水の胎内堀(ほっこぬき)竪穴がありました。新堀用水は玉川上水の北側を並行する水路で明治初めに田無用水、鈴木用水へ分水のため掘削されました。

その一部は胎内堀(暗渠トンネル)という特殊構造を持つ水路で、当時の技術ではなかなか難しかったものでしょう。かつでは64ヶ所の竪穴が張られましたが現在は4か所の竪穴が残っています。

胎内堀竪穴の案内板
新堀用水胎内堀坑口
近くに学校があるため人通りが多くなり
西武国分寺線の鷹の台駅

緑道の近くには住宅地のほか草加学園や朝鮮学校などがあるようで遊歩道を歩く学生も目立つようになります。

小平市立中央公園
少し深くなった玉川上水の流れ
久右衛門橋を右に
旭ヶ丘住宅バス停

西武国分寺線の鷹の台駅の先には久右衛門橋、右に折れると旭ヶ丘住宅バス停です。今日のゴールはここまで、13km弱の道程は思いのほか色々と見どころがあるところでした。

この次は桜の咲く季節、井の頭公園付近を目指すことにしたいと思います。

 

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