福聚院(ふくじゅいん) 


 寺社の種類:浄土宗の寺院
 山号:霊應山、寺号:鎮護寺
 創建の時期:安永3年(1774年)
 本尊:大黒天像
 札所:小石川七福神の大黒天
 所在地:東京都文京区小石川3丁目2ー23
 訪問日:2026年1月3日

 

東京都文京区小石川にある浄土宗のお寺です。本堂の前は隣接する福寿幼稚園のグランドになっています。

境内には子守大国天と赤いトウガラシ首に巻いた「せきごめ地蔵」が祀られています。『喘息のお婆さん、医者に止められても大好きな唐辛子が止められず亡くなってしまった。悼んだ近所の人達がお地蔵様を建立。唐辛子をお供えした人の咳が止まったとのこと。』(Omairi.2026.1)

福聚院の本堂
本尊は古式の大国天
子守大黒天とせきごめ地蔵尊

本尊の大黒天は非公開ですが七福神詣では公開されています。本堂の前にはその写真パネルがありました。

大黒天は大国主命伝説と習合し小槌と袋を担いだ柔和な姿として七福神に数えられています。

縁起によると福聚院の大黒天は三国伝来の霊仏で大国、多門、辨天、三神一体の尊影であるとされているようです。鎌倉時代に作成されてとされ、数少ない古式武装神スタイルを整えている珍しい大黒天像であると言います。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 大黒天(だいこくてん)

七福神の一神。狩衣に似た服を着て大黒頭巾をかぶり、左肩に大袋を背負い右手に打ち出の小槌こづちを持ち、米俵の上に座る。日本では大国主神(おおくにぬしのみこと)と習合し福徳の神として民間の信仰を集める。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

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