源覚寺(こんにゃく閻魔) 
寺社の種類:浄土宗の寺院
山号: 常光山、院号:西向院
創建の時期:寛永元年(1624年)了蓮社定誉随浪上人が創建
本尊:阿弥陀如来
札所:小石川七福神の毘沙門天
所在地:東京都文京区小石川2丁目23ー14
訪問日:2026年1月3日
東京都文京区小石川にある浄土宗のお寺です。右目が濁った閻魔像と眼病平癒の信仰で「こんにゃく閻魔」として知られています。
境内の鐘楼はかつてサイパンの南洋寺に送られた鐘で、太平洋戦争ののち平和のシンボルとして再び源覚寺に戻ったものです。近くには海軍飛行予備学生の幟が立っていました。
また境内には2体の塩地蔵が祀られていました。歯痛にご利益があるということでお地蔵さん供えた塩を持ち帰り歯を磨けば良いとされています。
源覚寺に伝わる閻魔像で、閻魔堂に安置されている。右眼が黄色く濁っているが、閻魔王が信心深い老婆に己の右眼を与え、老婆は感謝のしるしとして“こんにゃく”を供えつづけたという言い伝えがある。このことから、眼病治癒の『こんにゃく闇魔』として庶民の信仰を集めた。
像は、高さ100.4cm。ヒノキ材の寄木造りで、彩色を施し、玉眼が嵌入してある。優れたできばえを示し、運慶派の流れをくむ鎌倉時代の作と思われる。銘文によると、寛文12年(1672)に仏師竹内浄正が修理している。
この像は、彫刻美術品として優れているとともに、本区所在の仏像のなかで、古い製作年代に属するものとして貴重な文化財である。
閻魔王は、冥界にあって死者の生前の罪業を裁断する十王のうち、最も良く知られている。わが国の閻魔信仰は、平安時代後期にはじまり、鎌倉時代に盛んになった。
常光山源覚寺 小石川2-23-14
文京区教育委員会 平成5年3月
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。