南洲西郷先生留魂祠 
観光地の種類:史蹟
所在地:東京都大田区南千束2丁目3
訪問日:2025年12月18日
明治10年、西南戦争で戦死した西郷隆盛(南洲)を惜しんで、勝海舟が明治16年に造立した祠です。
留魂祠に先立ち、西郷隆盛の漢詩碑を建碑、双方ともに四ツ木薬妙寺境内に造立したものの、勝海舟没後、勝海舟の遺言により、勝海舟夫妻の墓の隣地にあたる当地へ大正2年に移転したといいます
《西郷隆盛の漢詩碑》 現地の案内から
朝に思遇を蒙り夕に焚院せらる、 人世の浮沈は晦明に似たり。
縦い光を回らさざるも葵は日に向ふ。若し運を開く無きも意は試を推さむ。
洛陽の知已皆鬼と為り、南嶼の俘囚 独生を痛む。
生死何ぞ疑はむ天の附与なるを、願はくは魂魄を留めて皇城を護らむ。
獄中感有り 南洲