鎌田堂 


 寺社の種類:地蔵堂
 山号:ー
 創建の時期:ー
 本尊:地蔵菩薩
 札所:都筑橘樹酉年地蔵霊場第21番札所
 所在地:神奈川県横浜市都筑区東山田町1393
 訪問日:2025年12月18日

 

横浜市都筑区東山田町にある不動堂です。

鎌田堂の石柱
境内に六地蔵
地蔵堂
地蔵堂に千社札
力石
赤い鳥居
地神塔
庚申塚に無縫塔

『源義朝の臣であった鎌田正清の屋敷跡に建立されました。当初は、純金の観音菩薩像が江戸時代初期まで安置されていましたが、その後盗賊に奪われてからは、石の地蔵菩薩を安置しました。現在は近くの観音寺が管理していると言います。』(ホトカミ 2025.12)

庚申塚の近くにあったのは無縫塔、禅宗の僧侶の墓として用いられることから古い寺院があったことがうかがえます。

 地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

釈迦の入滅後から弥勒菩薩が世に現れるまでの間、無仏の世に住み六道の衆生を教え導くことを誓いとした菩薩。慈愛に満ちた円満柔和な僧形で、多くは右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。

 

 釈迦(しゃか)釈迦如来(しゃかにょらい)

仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。

はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。

 

 弥勒菩薩(みろくぼさつ)

釈迦の入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、衆生を救済するという菩薩

 

 錫杖(しゃくじょう)

僧侶や修験者が持ち歩く杖。頭部は塔婆形で数個の環がかけてあり、振ったり地面を強く突いたりして鳴らす。

 

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