無量寺 
寺社の種類:高野山真言宗の寺院
山号:歸命山、院号・安國院
創建の時期:ー
本尊:阿弥陀如来
札所:武相寅歳薬師如来霊場 第9番札所
所在地:神奈川県横浜市都筑区佐江戸町2021番地
訪問日:2025年11月24日
横浜市都筑区佐江戸町にある高野山真言宗の寺院です。かつては七堂伽藍を備えた大寺院だが、兵火で焼失しました。
無量寺の裏手には大永年間(1521~1527)に猿渡内匠助によって築かれた佐江戸城がありました。中原街道の要衝にある小机城の支城でしたが、1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐で城主の猿渡盛正が八王子城で討死しています。土塁や石碑など佐江戸城の遺構は残っていないようでした。
真言宗の宗派である。総本山は金剛峯寺。高野宗・高野派とも呼ばれる。全国に約3700の末寺がある。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。