金町関所跡 


 観光地の種類:石碑
 所在地:東京都葛飾区東金町8丁目23ー8
 訪問日:2025年10月10日

 

水戸街道が江戸川を渡る地点に置かれた関所です。

金町関所跡の石柱
金町関所跡の案内板

《金町関所跡》 葛飾区教育委員会

金町関所は、金町松戸関所と称され、水戸街道が江戸川を渡る地点に置かれた江戸の東の関門でした。関所の施設がある一帯は金町御番所町と呼ばれ、四名の関所番が明治二年(一八六九)まで、その任にあたりました。

対岸松戸宿との間には渡船が常備されいましたが、将軍が小金原に鹿狩りに出かける際には、江戸川に高瀬船を並べた仮設の船橋が架けられました。四度行われた鹿狩りのうち、最後の嘉永二年(一八四九)の史料は、関所付近のようすを多く伝えています。

その後、明治末期に行われた江戸川の改修により、御番所町の家並みの一部は拡幅された堤防の下とわり、江戸川の河身も大きく変貌しました。

関所跡は、松戸宿との位置関係から、現堤防の河川敷一帯と推定できます。

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