金蓮院 


 寺社の種類:真言宗豊山派の寺院
 山号:法護山、寺号:金剛寺
 創建の時期:永正年間(1504~20年)、創建:賢秀和尚
 本尊:金剛界大日如来像
 札所:西新井組中川通四箇領八十八箇所31番、東三十三所観音霊場11番
 所在地:東京都葛飾区東金町3丁目23ー13
 訪問日:2025年10月10日

 

東京都葛飾区東金町にある真言宗豊山派の寺院です。かつては近郷に30以上の末寺を持つ本寺格の格式を誇りました。

金蓮院の石柱
金蓮院の山門
境内に参道
境内に宝篋印塔
鐘楼
本堂は工事中
参道にたくさんの石碑

本堂の改修中のようで境内にはダンプカーが横付けされていました。

 真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)

真言宗の新義真言の一派。総本山は奈良桜井市の長谷寺。真言宗智山派と同じく覚鑁(かくばん)を開祖とする。織田信長のため根来寺を追われた専誉(せんよ)が一派を形成した。

 

 真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)

真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。

 

 覚鑁(かくばん)・興教大師

平安後期の真言宗の僧(1095~1144年)高野山に大伝法院、密厳院などを建立し、金剛峰寺とともに座主を兼ねたが一山の反対にあい根来に移った。新義真言宗の開祖、伝法院流の祖。

 

 専誉(せんよ)

真言宗豊山派の祖。紀伊根来寺の玄誉(げんよ)、頼玄(らいげん)に師事。天正13年豊臣秀吉の根来攻めにあい高野山にのがれる。15年豊臣秀長にまねかれ大和長谷寺にはいりった。

 

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