宝蓮寺 


 寺社の種類:真言宗豊山派の寺院
 山号:医王山、院号:蓮華院
 創建の時期:天文元年(1532年)、開山:栄源
 本尊:薬師三尊(薬師如来、不動明王、大日如来)
 札所: 南葛八十八ヶ所霊場73番札所、新四国四箇領八十八ヵ所霊場27番札所
 所在地:東京都葛飾区新宿2丁目11ー22
 訪問日:2025年10月10日

 

東京都葛飾区新宿にある真言宗豊山派の寺院です。

宝蓮寺の山門
境内に石柱
石仏な祀られた祠

旧水戸街道に面しています。山門には部外者立ち入り禁止とされ境内に入り事はできませんでした。

石碑には「重重帝綱名即身」弘法大師空海が即身成仏義で説いた密教的世界観を表す偈文と言います。

 真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)

真言宗の新義真言の一派。総本山は奈良桜井市の長谷寺。真言宗智山派と同じく覚鑁(かくばん)を開祖とする。織田信長のため根来寺を追われた専誉(せんよ)が一派を形成した。

 

 真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)

真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。

 

 覚鑁(かくばん)・興教大師

平安後期の真言宗の僧(1095~1144年)高野山に大伝法院、密厳院などを建立し、金剛峰寺とともに座主を兼ねたが一山の反対にあい根来に移った。新義真言宗の開祖、伝法院流の祖。

 

 専誉(せんよ)

真言宗豊山派の祖。紀伊根来寺の玄誉(げんよ)、頼玄(らいげん)に師事。天正13年豊臣秀吉の根来攻めにあい高野山にのがれる。15年豊臣秀長にまねかれ大和長谷寺にはいりった。

 

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