橋場不動尊 


 寺社の種類:天台宗の寺院
 山号:砂尾山、院号:不動院、寺号:橋場寺
 創建の時期:天平宝字4年(760年)
 本尊:不動明王
 札所:浅草七福神の布袋尊、関東三十六不動霊場の第23番
 所在地:東京都台東区橋場2丁目14ー19
 訪問日:2025年6月6日

 

東京都台東区橋場にある天台宗の寺院です。

『寂昇上人によって開山されました。当初は法相宗の寺院でしたが、長寛元年(1163年)に教円坊(または長円)によって天台宗に改宗されました。

江戸時代には、玉姫稲荷神社の別当寺としても機能し、地域の信仰の中心となりました。また、関東三十六不動霊場の第23番札所としても知られています。』(copilot.2025/6)

橋場不動尊の山門
橋場不動尊の山門
橋場不動尊の本堂
五色の幕を張った本堂
本堂の鰐口と千社札
本堂の内部
境内にお授け地蔵

良弁の作と伝えられる本尊は秘仏ですが、鎌倉時代の作と推定される前立て本尊が安置されています。

 

 天台宗(てんだいしゅう)

法華経を根本経典とする大乗仏教の一派。575年隋の智顗(ちぎ)が天台山にこもって大成。日本へは奈良時代に唐僧鑑真(がんじん)が初めて伝え、平安初期に最澄が比叡山に延暦寺を建て開宗。のち山門派と寺門派、さらに真盛(しんぜい)派に分かれた。

 

 不動明王(ふどうみょうおう)

五大明王・八大明王の主尊。悪魔を下し仏道に導きがたいものを畏怖せしめ、煩悩を打ちくだくと言います。

忿怒の姿で火焔の中にあり、右手に剣、左手に索縄を持ち、心の内外の悪魔をはらうとされています。

 

 鑑真(がんじん)・過海大師・唐大和上(とうだいわじょう)

中国、唐代の高僧。日本律宗の開祖。揚州大明(たいめい)寺で戒律を講じ名声があった。742年日本僧栄叡(ようえい)らの請に応じて来日を志したが海賊や風波の災で5度挫折の後、754年渡来した。

 

 最澄(さいちょう)・伝教大師

平安初期の僧。767~822年。天台宗の開祖。比叡山に入り根本中堂を建立。延暦23年(804年)空海とともに入唐し翌年帰国した。

 

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