福寿院 


 寺社の種類:曹洞宗の寺院
 山号:無量山
 創建の時期:天正元年(1573年)、開山:総泉寺十世粛州嶺巌大和尚(万冶2年1659年寂)
 札所:ー
 所在地:東京都台東区橋場1丁目16ー2
 訪問日:2025年6月6日

 

東京都台東区橋場にある曹洞宗の寺院です。

『天正元年(1573年)に創建されました。その後、明暦2年(1656年)に総泉寺十世の粛州嶺巌大和尚によって開山されたと伝えられています。江戸時代には、総泉寺の末寺として位置づけられ、地域の信仰を集めました。』(copilot.2025/6)

福寿院の山門
福寿院の山門と境内
福寿院の本堂
獅子を従えた本堂
境内に庫裏
安藤東吾の墓

境内には江戸時代の儒学者、安藤東吾の墓があります。

 

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 聖観音菩薩・正観音菩薩(せいかんのん)

六道を教化する六観音の一つ、地獄道を化益するという。1面2臂が特徴とされる。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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