廣楽寺 


 寺社の種類:浄土真宗系単立の寺院
 山号:妙徳山
 創建の時期:元和6年(1620)、開山:釈寿玄法師(慶安3年1650年卒)
 本尊:阿弥陀如来
 札所:ー
 所在地:東京都台東区今戸2丁目4ー2
 訪問日:2025年6月6日

 

東京都台東区今戸にある浄土真宗単立の寺院です。

『廣楽寺は元和6年(1620年)に寿玄によって開山されました。創建当初は江戸神田にありましたが、明暦の大火(1657年)の後、現在の今戸の地へ移転しました。寛永6年(1629年)、了智によって開山されました。元々は小石川に位置していましたが、寛永19年(1642年)に現在地に移転しました。

本尊の阿弥陀如来像は、寛永9年(1632年)に旗本・大久保教隆によって寄進されたもので、鎌倉時代中期の典型的な「来迎形」の阿弥陀如来像として知られています。』(copilot.2025/6)

廣楽寺の山門
廣楽寺のコンクリート造りの山門
廣楽寺の本堂
本堂の脇に大きな天水桶
境内に供養塔

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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