榧寺(かやでら) 


 寺社の種類:浄土宗の寺院
 山号:池中山、院号:盈満院
 創建の時期:慶長4年(1599年)、開山:普光観智国師
 本尊:阿弥陀三尊
 札所:ー
 所在地:東京都台東区蔵前3丁目22ー9
 訪問日:2025年6月6日

 

東京都台東区蔵前にある法林寺は浄土宗の寺院です。

『正式名称は「池中山盈満院正覚寺」ですが、境内に茂っていた榧(かや)の木が火災から寺を守ったという逸話から、江戸時代より「榧寺」と呼ばれるようになりました。

創建者の普光観智国師は、徳川家康の師であり、増上寺の中興開山でもあります。』copilot(2025/6)

榧寺の本堂
葵の紋が施された榧寺の本堂
境内に飴舐め地蔵、お初地蔵
ガラス張りの中に石碑
高村光雲作という厄除地蔵尊
銅造観音菩薩坐像の案内板
石川雅望の墓案内板

江戸後期の国文学者・石川雅望の墓があり、都教育委員会の案内板がありました。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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