寿松院 


 寺社の種類:浄土宗の寺院
 山号:不老山、寺号:無量寺
 創建の時期:文禄3年(1594年)
 本尊:阿弥陀如来
 札所:ー
 所在地:東京都台東区鳥越2丁目13ー2
 訪問日:2025年6月6日

 

東京都台東区鳥越にある寿松院は

『文禄3年(1594年)に、吉蓮社善誉上人林貞によって開山されました。林貞はもともと小田原の寿松院(無量寺)の住職でしたが、徳川家康の命により江戸に同名の寺を創建することになりました。

創建当初は鍛冶橋御門内(現在の千代田区丸の内)にありましたが、慶長8年(1603年)に柳原雁淵(現在の千代田区岩本町)へ移転し、正保元年(1645年)に現在の鳥越の地へ移りました。』copilot(2025/6)

寿松院の山門
寿松院の山門と境内
寿松院の本堂
石段の上にコンクリート造りの本堂
境内に石灯籠
円光大師霊場の石柱

境内には円光大師霊場の石柱があります。円光大師は浄土宗の開祖である法然上人の諡号です。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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