東京都台東区鳥越にある寿松院は
『文禄3年(1594年)に、吉蓮社善誉上人林貞によって開山されました。林貞はもともと小田原の寿松院(無量寺)の住職でしたが、徳川家康の命により江戸に同名の寺を創建することになりました。
創建当初は鍛冶橋御門内(現在の千代田区丸の内)にありましたが、慶長8年(1603年)に柳原雁淵(現在の千代田区岩本町)へ移転し、正保元年(1645年)に現在の鳥越の地へ移りました。』copilot(2025/6)
境内には円光大師霊場の石柱があります。円光大師は浄土宗の開祖である法然上人の諡号です。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。