寶勝寺 


 寺社の種類:曹洞宗の寺院
 山号:龍澤山
 創建の時期:ー
 本尊:釈迦牟尼仏
 札所:甲州道中桃太郎伝説御朱印巡り三番札所、甲斐八十八ヶ所第6番、郡内観音霊場第23番
 所在地:山梨県上野原市犬目930
 訪問日:2025年6月2日

 

山梨県上野原犬目にある寶勝寺は曹洞宗の寺院です。

ここは甲州桃太郎伝説ゆかりのお寺です。甲州桃太郎伝説では岩殿山に住む鬼を退治するお話で、きび団子を談合坂、キジを鳥沢、猿を猿橋、桃は百蔵山、犬は犬目の地名として語られているとか。鬼が住むところを九鬼山としたお話もあるようです。

寶勝寺の石段と石柱
寶勝寺の山門
急坂の上に山門
境内に犬目慈母観音
犬目夜泣き観音
寶勝寺の本堂
境内に本堂
境内に庫裏
富岳三十六景犬目峠の展望
富岳三十六景犬目峠の案内板

またここは葛飾北斎の富岳三十六景、歌川広重の富士山十六景の犬目峠として描かれたところとか、残念ながら曇りがちの空の下では御正体山の尾根筋が霞んでいるだけでした。

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 釈迦(しゃか)釈迦如来(しゃかにょらい)

仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。

はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

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