福泉寺 


 寺社の種類:曹洞宗の寺院
 山号: 龍渕山
 創建の時期:慶長3年(1598年)
 札所:ー
 所在地:山梨県上野原市上野原1204
 訪問日:2025年5月21日

 

相模原市緑区にある曹洞宗の寺院です。

『慶長3年(1598年)に創立され、当初は臨済宗の道場として建てられましたが、延宝年間(1672-1681年)に曹洞宗へ改宗されたと伝えられています。本尊は千手観世音菩薩です。』(copilot 2025/5)

福泉寺の石段
福泉寺の急な石段
福泉寺の本堂
福泉寺の大きな本堂
本堂に扁額
上野原市内を見下ろす高台に鐘楼
境内に秋葉神社
秋葉神社の神額
境内に観音菩薩像

境内は上野原を見下ろす高台の上にあります。大きな墓地を持つ地元の檀家寺のようですが現地には由緒書きなども見当たらず詳しいことは判りませんでした。

 

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 千手観音(せんじゅかんのん)・千手千眼観自在菩薩

六観音の一つ。限りない慈悲を表す菩薩で、千の慈悲の眼と千の慈悲の手をそなえ、生ある者を救うという。二七面四二臂の像が一般的。千手千眼観世音。千眼千臂観世音。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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