東京都日野市にある臨済宗建長寺派の寺院です。
『創建は元徳年間(1329~1332年)とされ、鎌倉建長寺の曇芳周應(応永8年・1401年寂)が開山しました。
かつて小田原北条氏から寺領を受け、徳川氏からも朱印状を授けられた歴史を持ちます。また、境内には「持ち上げ観音」として知られる馬頭観音の石像があり、持ち上げた際の重さで吉凶を占うというユニークな信仰が伝えられています。』(copilot 2025/4)
《寳泉寺 由緒》 現地案内板から抜粋
當山の創建当初は日野字久保(現在地より西へ約五百米)の地にあり、塔頭寺院二ヶ寺有していたが、滝山合戦による北条家所縁の寺院として焼き払われ焼失し、現在の地へ移り再建する。
先年北条家より御朱印状を頂載し、その後の天正年間に於いて再び火災に遭い、御朱印、過去帳、古記、伽藍を焼失する。慶安二年(一六四九年)德川三代将軍家光公より十四代将軍家茂公に至るまで、高八石、寺中山林竹木諸役免除の御朱印状を授かる。これらの古き由緒書きを旧幕中御代官江川太郎左衛門が役所へ差し出したと當山明治期の記録に残る。
仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。
はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。