昌翁寺 


 寺社の種類:天台宗の寺院
 山号: 大慈山、院号:永久院
 創建の時期:慶長年間(1596年 - 1615年)、開山:快要法印、開基:飯高貞政
 本尊:阿弥陀如来
 札所:ー
 所在地:東京都調布市仙川町3丁目7ー1
 訪問日:2025年3月26日

 

東京都調布市にある天台宗の寺院です。

昌翁寺は『慶長年間(1596年~1615年)に創建され、山号は「大慈山」、院号は「永久院」とされています。本尊は阿弥陀如来で、観世音菩薩、不動明王、閻魔大王、寿老人なども安置されています。

この寺院は、徳川家康に仕えた旗本・飯高主水貞政が創建したもので、彼の墓も境内にあります。昌翁寺は、仙川八幡神社の旧別当寺でもあります。』(copilot 2025/3)

昌翁寺の石柱
見上げる山門
本堂書院庫裏新築縁由の石碑
本堂の前に香炉
本堂の扁額
庫裏

 

《昌翁寺本堂書院庫裡新築縁由》

當山は大慈山永久院昌翁寺と称し慶長年間(1596~1615)にこの地下仙川に開創された。

開創の板高主水貞政はもと今川義元の家臣であったが徳川家康が江戸入国の時召されて随身、德川家旗下、禄高百七拾石康米三十俵を賜り破損泰行に任ぜられた。

主水負政七十四歳の折家督を長男貞次に譲り、四恩報謝のため一寺を創立することを思いたち信縁のあった快要法印に図ったところ法印「わが宿願熟せり」と歓喜し常寺の開基どなった。貞政は所領うち拾四石を佛供に寄進し創建となったのである。

當時の昌翁寺は境内八段、本堂七間半と六間、観音堂三間四方、表門八尺四方四趾柱であったといわれている。

残念なことに明治13年3月類焼により鳥有に帰して了ったのである。

その後二間半・三間の仮本堂、その他庫裡が建てられたが、本堂(五間半四面)は改めて大正14年8月に再建された。昭和36年トタン屋根を瓦葺に改められた。

この本堂も相當の年月も経ち最近大分腐蝕が進み大修理の時期に到来していた。

また近年法事供養の場に寺利用が多くなり部屋不足が生じてきた。

そこて堅牢な本堂と客間増設が急務となった。このさい将来を考え一挙に新築することを昭和五十八年三月檀信徒総会を開き諮ったところ賛同を得た。

つづいて54名の建築委員会を結成し検討の結果新本堂は七間四面下家一間59.16坪、木造入母屋銅板本葺、書院庫裡は147.3坪木造入母屋瓦葺とし総工費予算弐億七千百万円と決定した。

同年12月庫裡起工式、同59年1月上棟式、5月末完成、同年6月9日本堂院起工式、7月19日上棟式、同60年6月21日浚工入佛式を行なった。

この間機後代及び建築夸員会開くこと百回以上建中寺員は輪番制により現場監視約九ヶ月に渡り出動した。

お蔭をもって昭和六十一年四月二十日落慶の大法会式典を盛大に挙行することができたこれ檀信徒各位の篤信による御援助と檀徒総代建築委員一同一致協力の賜であるこどを遠に永く銘記するものであります。

昭和61年4月吉日

 

 天台宗(てんだいしゅう)

法華経を根本経典とする大乗仏教の一派。575年隋の智顗(ちぎ)が天台山にこもって大成。日本へは奈良時代に唐僧鑑真(がんじん)が初めて伝え、平安初期に最澄が比叡山に延暦寺を建て開宗。のち山門派と寺門派、さらに真盛(しんぜい)派に分かれた。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 鑑真(がんじん)・過海大師・唐大和上(とうだいわじょう)

中国、唐代の高僧。日本律宗の開祖。揚州大明(たいめい)寺で戒律を講じ名声があった。742年日本僧栄叡(ようえい)らの請に応じて来日を志したが海賊や風波の災で5度挫折の後、754年渡来した。

 

 最澄(さいちょう)・伝教大師

平安初期の僧。767~822年。天台宗の開祖。比叡山に入り根本中堂を建立。延暦23年(804年)空海とともに入唐し翌年帰国した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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