東京都杉並区にある日蓮宗単立の寺院です。
宗源寺は『本尊は十界諸尊です。この寺院は、慶長年間(1596年~1615年)に光伯院日善によって創建されました。
境内には、不動堂や稲荷社があり、特に不動堂は明治初期に廃寺となった修験道の本覚院から移設されたものです。杉並区指定の天然記念物であるラカンマキや、南北朝初期の板碑などの文化財が保存されています。』(copilot 2025/3)
《宗源寺》
叡昌山宗源寺は、十界諸尊を本尊とする日蓮系の寺院です。
当寺の檀家であった地理学者志賀重昂が記した「宗源寺開基碑」から、当寺を開山した光伯院日善の祖先は、畠山重忠の一族である江戸遠江守太郎判官重永の孫で、甲斐国(山梨県)吉田郷に住した吉田宗利であり、宗利が法華宗に帰依して法名「宗源」と称したのにちなみ、慶長(1596~1614)初年の頃、末孫の日善がこの地に一寺を開いて寺名としたことが分かります。
境内の不動堂は、この近くにあった修験道の本覚院(明治5(1872)年廃寺)のものでしたが、明治44(1911)年に現在地へ移し、昭和42(1967)年に改築したものです。この不動堂はかつて高台にあったため、「高井堂」と呼ばれ、それが高井戸という地名の起源になったともいわれています。
当寺には、杉並区指定天然記念物のラカンマキや、南北朝初期の板碑、滝沢求馬(正徳3(1713)年没)の筆による釈迦涅槃図が保存されています。このほかに、志賀重昴の墓所もあります。
令和6年3月 杉並区教育委員会
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。