川崎市高津区蟹ケ谷にある神社で、古事記にも登場する天太玉命をご祭神とする神社です。
天太玉命は天児屋根命とともに祭祀を司どる神で、忌部氏(斎部氏)の祖となる神様です。天の岩屋戸に隠れた天照大神の怒りを和らげるため、榊(さかき)に玉、鏡、和幣(にぎて)を掛けて祈祷を行なったとされています。
現地の案内板によると「当社の創建年代は不詳であり八太権現社として丘の半にあり幣束を神体とし、明治末隣村(子母口)神社に合併されたが昭和初頭に戻し八太神社と改称する。」
日本神話に登場する神。天太玉命(あめのふとだまのみこと)のこととされます。占いの神、神事の神として信仰され、天岩戸の神話にも登場します。天孫降臨では、瓊瓊杵尊に従って天降るよう命じられ、五伴緒の一人として随伴しました。
日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。