あの頂を超えて
~城址寺社巡り~
城址寺社巡り
大仏山という丘の上に、パゴダ様式の祈願塔と志納所が併設されている。江戸時代初期に建立され、幕末までにも火災や地震に度々遭い、関東大震災で頭部が落下するまでは像高約6メートルの釈迦如来坐像だった。
第二次世界大戦中には金属供出で、顔面以外は持ち去られた。
東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。