不忍池大黒天堂 


 寺社の種類:大黒天堂
 山号:-
 創建の時期:寛永8年(1631年)、開基:慈眼大師天海大僧正
 本尊:大黒天
 札所:-
 所在地:東京都台東区上野公園2ー1
 訪問日:2025年1月8日

 

不忍池の弁天堂の隣に祀られた大黒天堂です。

不忍池大黒天堂
不忍池に早咲きの桜
不忍池の石碑

谷中七福神とは別で、豊臣秀吉公が厚く崇拝していたと伝わるもので、幕末や太平洋戦争の戦禍から大黒天は無事に逃れました。お堂は東京大空襲で焼失し、1968年に再建されました。

 大黒天(だいこくてん)

七福神の一神。狩衣に似た服を着て大黒頭巾をかぶり、左肩に大袋を背負い右手に打ち出の小槌こづちを持ち、米俵の上に座る。日本では大国主神(おおくにぬしのみこと)と習合し福徳の神として民間の信仰を集める。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

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