泥牛庵 


 寺社の種類:臨済宗円覚寺派
 山号:吼月山
 創建の時期:正中2年(1325年)、開山 :円覚寺南山士雲禅師
 札所:金沢三十四所観音霊場12番
 所在地:神奈川県横浜市金沢区瀬戸11ー15
 訪問日:2024年12月29日

 

横浜市金沢区にある臨済宗円覚寺派の寺院です。

石段の上に山門
石段に石仏
参道の案内板
茅葺の山門
境内の奥に本堂
牛の像
本堂の扁額
境内の古い石仏

鎌倉幕府14代執権北条高時が新田義貞に攻められ自害した時、鎌倉円覚寺の南山士雲禪師に持仏の聖観音菩薩像を託しました。禪師は六浦の地に庵を作り高時をはじめ自害した家臣たちの冥福を祈ったのが泥牛庵のはじまりとされています。

 臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)

日本仏教の一宗派。臨済宗一四派の一つです。本山は京都の妙心寺、派祖は関山慧玄。

 

 聖観音菩薩・正観音菩薩(せいかんのん)

六道を教化する六観音の一つ、地獄道を化益するという。1面2臂が特徴とされる。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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