光傳寺 


 寺社の種類:浄土宗
 山号:常見山、院号:無量院
 創建の時期:天正元年(1573)頃、開基:長野六右衛門、開山:忍誉霊伝(にんよれいでん)
 本尊:阿弥陀如来
 札所:金沢三十四所観音霊場10番
 所在地:神奈川県横浜市金沢区六浦3丁目2ー11
 訪問日:2024年12月29日

 

横浜市金沢区にある浄土宗の寺院です。

光傳寺のホームページによると、「長野六右衛門は旅先で、誤って阿弥陀如来の御首を切り落としてしまいました。六右衛門はその御首を大切に持ち帰り、草庵を建てお祀りいたしました。

ある時、夢のお告げで胴体だけの仏像を戴きました。仏像に御首を添え、一体のご本尊といたしました。」と言います。

光傳寺の山門
鐘楼
境内の石仏群
境内にカヤの木
境内に地蔵菩薩
本堂
境内の石灯籠

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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