あの頂を超えて
~城址寺社巡り~
城址寺社巡り
足柄上郡中井町にある弘法大師堂です。
《弘法大師堂》中井町教育委員会の案内板
この堂の中には、石の弘法大師像三体が安置されている。弘法大師(空海)は、水脈を知る能力を備えていたと考えられる。
堂入口の井戸も、弘仁年間(800年代)弘法大師が諸国行脚の途中、この地に休息して、杖を立てたところ、清水が湧出したと伝えられる。以来、この水は、いかなる日照りにも、涸れることがなく、郷土の先人は、これを特別なこととして、弘法大師の像を安置し、今日に至るまで信仰され続けている。