厚木市にある浄土真宗本願寺派の寺院で、二十四輩寺院の一つです。参道の奥に大きな本堂が建っていました。
弘徳寺は親鸞聖人御旧跡、善鸞墓所のお寺です。寺伝によると「かつてこの地には聖徳太子の発願によって建てられた地蔵堂があったという。この地を訪れた親鸞聖人が、その宿縁を喜びここに草庵を開き念仏道場としたのが弘徳寺の始まりとされ、後に直弟子の信楽に託したと伝えている」とされています。
茨城県結城郡の弘徳寺と同じく、二十四輩第五の信楽(しんぎょう)を開基とするお寺です。
日本仏教の一宗派。浄土真宗の宗派の1つで本願寺(西本願寺)を本山とする。浄土真宗は第12世准如の時、長兄教如が徳川家康の援助で東本願寺を建てたため本願寺は東西両本願寺に分かれた。1981年6月、東本願寺派を真宗大谷派、西本願寺派を真宗本願寺派と改めた。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。