廣徳寺 


 寺社の種類:臨済宗建長寺派
 山号:龍角山
 創建の時期:応安6年(1373年)、開山:心源希徹禅師、開基:龍応智雲尼
 本尊:聖観音菩薩
 札所:-
 所在地:東京都あきる野市小和田234
 訪問日:2024年11月9日

 

あきる野市にある臨済宗建長寺派の寺院です。正眼閣の扁額を掲げる山門をくぐると見上げるイチョウの大木です。観光パンフレットなどでも紹介され海外からのお客さんもやってくるようです。

茅葺の本堂の裏にはタラヨウの木があります。タラヨウはモチノキ科の常緑樹で冬には赤い実が目立ちます。この葉の裏側は釘や爪先などで文字を書くとことができ、はがき代わりに利用できるとか。

廣徳寺の茅葺の総門
廣徳寺の案内板
市指定文化財の案内板
正眼閣の扁額を掲げる山門
見上げる大イチョウ
境内の古い石仏
大イチョウの傍に外国からのお客さん
境内に土蔵
茅葺の本堂
鐘楼
本堂の裏は庭園
本堂の裏は庭園
タラヨウの案内板
タラヨウの大木
タラヨウの大木
大イチョウの紅葉は始まったばかり
本堂の脇は庫裏

Wikipediaによると「鎌倉建長寺第70世住持である心源希徹禅師によって開山された。開基の龍応智雲尼の夫の正応長者が飼育していた馬が一本角の龍を産んだことから、山号が龍角山となっている。その後、一旦衰微していたが、北条氏康によって再興された。後北条氏との関係が深く、後北条氏から交付された文書が残されている。江戸時代は寺領40石が与えられている。」

 臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)

日本仏教の一宗派。臨済宗一四派の一つです。本山は京都の妙心寺、派祖は関山慧玄。

 

 聖観音菩薩・正観音菩薩(せいかんのん)

六道を教化する六観音の一つ、地獄道を化益するという。1面2臂が特徴とされる。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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