禅昌寺 


 寺社の種類:臨済宗建長寺派
 山号:岸清山
 創建の時期:正長元年(1428)、開山:恵山和尚
 本尊:聖観音
 札所:狭山三十三観音霊場
 所在地:東京都武蔵村山市岸3丁目37ー7
 訪問日:2024年11月1日

 

禅昌寺は大きな墓地を持つ臨済宗建長寺派のお寺です。境内に旧日本陸軍少年飛行隊の供養塔があります。

鐘楼
境内に山門
庫裏
禅昌寺の本堂
少飛の塔
飛行兵学校の配置図
観音堂
境内の六地蔵

《東京陸軍少年飛行兵学校配置図》

武蔵村山市大南には昭和十三年より終戦まで、東京陸軍少年飛行兵学校(東航)がありました。祖国の急を救わんと全国各地よりはせ参じた若冠十四・五才の少年達が、ひたすらに大空へと志し、情熱を燃やして訓練に励んだ元陸軍少年飛行兵揺籃の地です。

平成二年十月生存者有志により、戦没者の冥福を祈念して、ここ禅昌寺に「少飛の塔」を建立し永代供養が成されています。

 臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)

日本仏教の一宗派。臨済宗一四派の一つです。本山は京都の妙心寺、派祖は関山慧玄。

 

 聖観音菩薩・正観音菩薩(せいかんのん)

六道を教化する六観音の一つ、地獄道を化益するという。1面2臂が特徴とされる。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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