香福寺 


 寺社の種類:臨済宗建長寺派
 山号:橋本山
 創建の時期:應永年間(1394から1428年)、開山:蔵海性珍
 本尊:地蔵菩薩
 札所:-
 所在地:神奈川県相模原市緑区橋本5丁目39ー17
 訪問日:2024年10月27日

 

香福寺は大きな墓地を持つ臨済宗のお寺です。四脚門と鐘楼は19世紀に造られたもので町田市内ではもっとも古い建築物です。

四脚門
香福寺の本堂
境内に六地蔵
鐘楼
コウヤマキは保存樹
本堂にミツウロコ
参道

境内には樹齢400年以上と云われるコウヤマキの大樹があり町田市の保存樹に指定されています。香福寺の庭園は庭師福住豊氏により作られたものとか、砂利が敷かれた境内では草取りなどの作業が行われていました。

 

 臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)

日本仏教の一宗派。臨済宗一四派の一つです。本山は京都の妙心寺、派祖は関山慧玄。

 

 地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

釈迦の入滅後から弥勒菩薩が世に現れるまでの間、無仏の世に住み六道の衆生を教え導くことを誓いとした菩薩。慈愛に満ちた円満柔和な僧形で、多くは右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。

 

 釈迦(しゃか)釈迦如来(しゃかにょらい)

仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。

はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。

 

 弥勒菩薩(みろくぼさつ)

釈迦の入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、衆生を救済するという菩薩

 

 錫杖(しゃくじょう)

僧侶や修験者が持ち歩く杖。頭部は塔婆形で数個の環がかけてあり、振ったり地面を強く突いたりして鳴らす。

 

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