片倉城の本郭の傍には住吉神社が祀られています。急な石段を登って行くと住吉三神を祀った拝殿がありました。
住吉三神は海の神で、商売繁盛や金運などのご利益があると言います。
《住吉神社の由緒書き》
鎌倉管領片倉城主、長井大善大夫道広が、応安5年(1372年)城の鎮守の神として、摂津国(大阪市)住吉大社を勧請したのである。
慶安2年(1649)10月17日、徳川三代将軍より朱印七石を受ける。
付記:当神社には、嘉永4年(1851)川幡元右衛門泰吉および、その門人が「数学の実力がつきますように」という祈願された算額が奉納されています。