福伝寺 
寺社の種類:真言宗智山派
山号:安榮山、院号:明王院
創建の時期:天文年間(1532年-1555年)頃
本尊:不動明王
札所:多摩八十八ヶ所霊場77番、武相卯歳観音霊場四十八ヶ所15番、八王子三十三観音霊場30番
所在地:東京都八王子市明神町4丁目10ー6
訪問日:2024年10月27日
ビルの谷間に大きな墓地を持ったお寺です。幔幕を張り巡らせた本堂には不動明王が祀られていました。
境内には弘法大師堂が祀られていました。その隣には後生車があります。念仏を唱えながら車を回して死者の供養をするもの、菩提車、地蔵車、輪廻塔などとも呼ばれているようです。
Wikipediaによると、天文年間に開山された。子安神社(子安明神、子安社)の旧別当寺であった。現在は大木山清水寺のあった子安神社の隣に位置しているが、かつては現在の八王子駅南口に位置していた。
明治初期に本堂が倒壊し、1880年(明治13年)に現在地にあった大木山清水寺と合併し移転した。
真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。
五大明王・八大明王の主尊。悪魔を下し仏道に導きがたいものを畏怖せしめ、煩悩を打ちくだくと言います。
忿怒の姿で火焔の中にあり、右手に剣、左手に索縄を持ち、心の内外の悪魔をはらうとされています。