八王寺(竹寺) 
飯能市にある天台宗の寺院です。牛頭天王を本尊とし神仏習合の姿を今に残す希少な寺院です。竹林に囲まれた静謐な雰囲気で知られているところです。石段の茅の輪をくぐると茅葺の庫裏、ここは奥武蔵三十三観音霊場、結願の納経所です。
赤い牛頭天王本殿の前には回向柱、12年に一度の御開帳で建てられたもののようで観音経の一節「具足神通力 広修智方便 十方諸国土 無刹不現身」が書かれているようです。長野善光寺の回向柱が有名ですが数年前の竹寺の御開帳では牛頭天王から五色の紐がこの回向柱に結ばれていたのでしょう。
竹の鳥居や風鈴が飾られた竹の道など、竹が静けさを誘う境内です。
ガイドブックにも紹介されたお食事処、俳句寺とかかれた玄関を入ると絵馬が飾られた部屋です。さっそく竹そば御膳を賞味しました。山菜の天ぷらはフキノトウのほかモミジや山三つ葉、桜の葉など、柿の葉の天ぷらは初めて食べさせていただきました。
竹寺を訪れたのは西吾野から子の権現、豆口峠をたどったハイキング途中でした。
法華経を根本経典とする大乗仏教の一派。575年隋の智顗(ちぎ)が天台山にこもって大成。日本へは奈良時代に唐僧鑑真(がんじん)が初めて伝え、平安初期に最澄が比叡山に延暦寺を建て開宗。のち山門派と寺門派、さらに真盛(しんぜい)派に分かれた。
中国、唐代の高僧。日本律宗の開祖。揚州大明(たいめい)寺で戒律を講じ名声があった。742年日本僧栄叡(ようえい)らの請に応じて来日を志したが海賊や風波の災で5度挫折の後、754年渡来した。