長徳寺 


 寺社の種類:浄土真宗東本願寺派の単立寺院
 山号:壽永山、院号:慈雲院
 創建の時期:僧削翁(大永元年1521年寂)が開基
 本尊:阿弥陀如来
 札所:ー
 所在地:神奈川県厚木市岡田5丁目3ー23
 訪問日:2024年2月3日

 

浄光(建長元年1249年寂)が開基となり真言宗寺院として創建、寛喜2年(1230年)に国府津眞楽寺で親鸞聖人に謁見して浄土真宗に改め浄光坊と称していたと言います。

長徳寺の山門
本堂
長徳寺の歴史
境内に親鸞聖人像

江戸時代にはも徳川将軍家より、十石の御朱印地を賜りましたが、元禄大地震(1703年)による火災により、諸堂、庫裏、多くの什物を焼失しました。現在の長徳寺本堂は、元禄大地震の後、正徳元年(1711年)に再建されたものです。

 浄土真宗大谷派(じょうどしんしゅうおおたには)(浄土真宗東本願寺派)

日本仏教の一宗派。浄土真宗の宗派の1つで根本道場である真宗本廟(東本願寺)を本山とする。浄土真宗は第12世准如の時、長兄教如が徳川家康の援助で東本願寺を建てたため、本願寺は東西両本願寺に分かれた。1981年6月、東本願寺派を真宗大谷派、西本願寺派を真宗本願寺派と改めた。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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