梅窓院 


 寺社の種類:浄土宗のお寺
 山号:長青山、院号:寶樹寺
 創建の時期:寛永20年(1643年)
 札所:江戸三十三観音霊場24番
 所在地:東京都港区南青山2丁目26-38
 訪問日:2023年6月4日

 

郡上八幡城主青山大蔵少輔幸成が開基となり、寛永20年(1643年)青山大蔵少輔幸成の側室を大檀越として青山家下屋敷内に創建したと言います。

竹林の中の参道
竹林の中に石塔や石仏
梅窓院の山門
山門の扁額
現代的な梅窓院の建物
庭園のような墓地

都会のお寺ということで参道も竹林を取り入れ、休憩所も近代的な建物に立っています。境内には大きな墓地、山門の傍にはペットの納骨堂もありました。新しい時代のお寺といったところです。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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