興福院 


 寺社の種類:曹洞宗のお寺
 山号:宝亀山、院号:壽翁院
 創建の時期:天文年間(1532年~1555年)、開山・融山
 本尊:釈迦三尊
 札所: -
 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根26
 訪問日:2023年5月25日

 

融山は箱根権現(箱根神社)の別当寺だった金剛王院東福寺の別当で、興福院は金剛王院東福寺の支院として創建されました。当初は真言宗の寺院であったが曹洞宗に転宗しています。

興福院の山門
境内に六地蔵
興福院の本堂
本堂の内部
境内の藤棚
鐘楼

明治の廃仏毀釈で箱根権現は箱根神社になり別当寺だった金剛王院東福寺は廃寺となりました。金剛王院東福寺の寺宝の一部は興福院に引き継がれていると言います。

 

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

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