箱根町須雲川にある神社です。旧東海道から急な石段を登っていくと小さな社殿があります。現地には由緒書きもなく詳しいことは判りません。
箱根には駒形神社が多くあります。ここ須雲川のほか畑宿、箱根町箱根に同名の神社があります。箱根駒ヶ岳を目の前にし、駒ヶ岳の御神霊を祭る神社として崇拝されてのでしょう。明治の廃仏毀釈ののち御祭神も天御中主大神に変わったものと思われます。
天地のはじめに天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)、神皇産霊尊(かみむすびのみこと)とともに高天原にあらわれた造化三神の一神。天照大神(あまてらすおおみかみ)とともに高天原を主宰する。
天地開闢(てんちかいびゃく)のときに高天原に出現し万物生成化育の根源となった三神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、神皇産霊神(かみむすひのかみ)、高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)の三神で性別を持たないとされます。