地蔵堂はもと箱根湯本にあったが、永禄12年(1569年)に現在の場所に遷座されました。地蔵堂には弘法大師の作という高さ1丈(約3m)の木造の地蔵菩薩座像が安置されていました。
宗福院は慶長3年(1598年)香林寺9世の理吟文察により開山、本尊は阿弥陀如来です。江戸時代には香林寺の末寺でした。
広い境内の奥には地蔵堂の大きな本堂があります。その右には大きな大黒天の木造がありました。
禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。
鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。