心光寺 


 寺社の種類:浄土宗の寺院
 山号:月窓山、院号:護念院
 創建の時期:文安元年(1444年)、松蓮社貞譽門榮が創建
 本尊:阿弥陀如来
 札所:足柄三十三観音霊場17番
 所在地:神奈川県小田原市東町1丁目25-35
 訪問日:2023年5月5日

 

小田原市東町にある浄土宗のお寺です。江戸時代には京都・知恩院の末寺でした。

心光寺の山門
鐘楼
境内の福徳たぬき
心光寺の本堂
本堂の阿弥陀如来
境内の石仏と宝篋印塔
境内の石仏

境内には福徳たぬきが祀っています。設樂焼観光協会のホームページによると狸の焼き物は八相縁起を表しているとか、「笠は思いがけない災難を避けるための準備、笑顔はお互いに愛想よく、大きな目は周囲を見渡し気を配り正しい判断ができるように、大きなお腹は冷静と大胆さを持ち合わせよう、徳利は人徳を身につけよう、通い帳は信用が第一、金袋はずばり金運、太いしっぽは何事もしっかりした終わりを」と言います。笑顔愛語の前掛けをした女の狸があまり見かけない狸でした。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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