小田原市東町にある浄土宗のお寺です。江戸時代には京都・知恩院の末寺でした。
境内には福徳たぬきが祀っています。設樂焼観光協会のホームページによると狸の焼き物は八相縁起を表しているとか、「笠は思いがけない災難を避けるための準備、笑顔はお互いに愛想よく、大きな目は周囲を見渡し気を配り正しい判断ができるように、大きなお腹は冷静と大胆さを持ち合わせよう、徳利は人徳を身につけよう、通い帳は信用が第一、金袋はずばり金運、太いしっぽは何事もしっかりした終わりを」と言います。笑顔愛語の前掛けをした女の狸があまり見かけない狸でした。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。