小田原市酒匂にある浄土宗のお寺です。江戸時代には京都知恩院の末寺でした。
境内には六地蔵が祀られています。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道の六道で衆生の苦悩を救済する地蔵菩薩で、それぞれ檀陀(だんだ)、宝珠(ほうじゅ)、宝印、持地(じじ)、除蓋障(じょがいしょう)、日光の六地蔵です。各々の六地蔵にはその名前が付けられていました。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。