六所神社へ向かうアンダーパス近くのお寺です。境内には六地蔵などたくさんの石仏が祀られています。
現地の案内板によると、宝積時の梵鐘は寛永8年(1631年)のもので町内に現存する最古の梵鐘です。梵鐘の銘文には国衙に勤務する役人の「在庁」の文字が読み取れると言います。
相模国府についてはその所在地が確定していませんでした。高座郡(海老名市国府)、大住郡(平塚市四ノ宮もしくは伊勢原市三輪)そして12世紀以降は余綾郡(大磯町国府本郷)に移ったとされています。この梵鐘が作られた時代の国府はこの地にあったのでしょう。
仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。
はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。