旧東海道に面した日蓮宗のお寺です。昭和20年の茅ヶ崎空襲で本堂をはじめとする堂宇を全焼しました。現在の本堂は平成10年に再建されたものです。
日蓮聖人像は茅ヶ崎市の重要文化財に指定されています。本堂には「気は長く 心は丸く 腹を立てず 耳広くして 口慎めば 命長かれ」の言葉が書かれていました。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。