吉田椋神社(むくじんじゃ) 


 寺社の種類: 式内社(小)、旧県社
 創建の時期:-
 御祭神:猿田彦命武甕槌命経津主命天児屋根命、比売命
 本殿の形式:-
 境内社:両神神社、神明神社、琴平神社、諏訪神社、若宮八幡社
 札所:-
 所在地:埼玉県秩父市下吉田7377
 訪問日:2023年4月20日

 

古くは井椋(いくら)五所大明神と号していましたが、近世になり椋神社(むくじんじゃ)と呼ばれることが多くなり現在の名前になったと言います。秩父には椋神社の社号をもつ神社が5社存在します。延喜式神名帳に記載されている式内社・椋神社の論社です。

例祭の際に打ち上げる龍勢は有名で国の重要無形民俗文化財に指定されています。

秩父市・吉田町の観光案内
吉田町の観光案内
秩父市・吉田椋神社の鳥居
椋神社の鳥居
秩父市・吉田椋神社の夫婦杉
境内に夫婦杉
秩父市・吉田椋神社の龍勢記念碑
龍勢記念碑
秩父市・吉田椋神社の龍勢記念館
龍勢記念館
秩父市・吉田椋神社の龍勢の案内板
龍勢の案内板
秩父市・吉田椋神社の御手水場
御手水場
秩父市・吉田椋神社の由緒書き
椋神社の由緒書き
秩父市・吉田椋神社の神楽殿
神楽殿
秩父市・吉田椋神社の拝殿
椋神社の拝殿
秩父市・吉田椋神社の拝殿
拝殿の内部
秩父市・吉田椋神社の拝殿に神額
拝殿の神額
秩父市・吉田椋神社の境内摂社
境内の摂社
秩父市・吉田椋神社の境内摂社
境内の摂社
秩父市・吉田椋神社の八幡神社
境内の八幡神社
秩父市・龍勢の発射やぐら
龍勢の発射やぐら

明治17年(1884年)秩父困民党の決起集会が行われた場所で、境内には秩父事件百年の碑や秩父事件関係略図案内板があります。

 

 猿田彦神(さるたひこのかみ)

日本神話に登場する神。天孫降臨に登場する神で、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神です。伊勢国五十鈴川のほとりに鎮座したとされ、中世には庚申信仰や道祖神と結びつきました。

 

 武甕槌神・建御雷神(たけみかづちのかみ)

日本神話に登場する神様。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から化生した神です。国譲りでは経津主神(ふつぬしのかみ)とともに、葦原の中つ国に派遣されます。また神武東征においても、天皇の危難を救ったとされる神です。島神宮祭神です。

 

 経津主神(ふつぬしのかみ)・斎主神(いわいぬしのかみ)

日本神話の神。日本書紀のみに登場し古事記には登場しない。磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神の子。香取神宮の祭神です。天孫降臨に先立って出雲に行き大己貴命(おおなむちのみこと)を説いて国土を献上させた。

 

 天児屋命・天児屋根命(あまのこやね)

日本神話に登場す神様、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れたとき、祝詞を奏した神。天孫降臨に従った五伴緒神(いつとものおのかみ)の一神。中臣氏、藤原氏の祖神。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 庚申信仰(こうしんしんこう)

十干十二支の一つ庚申の日の禁忌を中心とする信仰。中国では道教の説で庚申の夜睡眠中に体内の三尸虫(さんしちゅう)が逃げ出してその人の罪を天帝に告げると言い虫が逃げぬよう徹夜する風習があった。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 経津主神(ふつぬしのかみ)・斎主神(いわいぬしのかみ)

日本神話の神。日本書紀のみに登場し古事記には登場しない。磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神の子。香取神宮の祭神です。天孫降臨に先立って出雲に行き大己貴命(おおなむちのみこと)を説いて国土を献上させた。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

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