小鹿神社(おしかじんじゃ) 


 寺社の種類:旧郷社
 創建の時期:慶安5年(1652年)
 御祭神:武甕槌命天児屋根命、斎主命、比売神
 本殿の形式:-
 境内社:-
 札所:-
 所在地:埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1432
 訪問日:2023年4月20日

 

小鹿野の町が開かれたとき、小鹿塚の上にあった神社から分霊を勧請して町の入り口に神社を創建しました。明治5年には村社、明治16年には郷社になりました。明治43年の豪雨により社地は陥没し、諏訪神社の境内に遷座し諏訪神社および境内社を合祀しました。

長い歴史の中で遷座や合祀などの歴史が繰り返された神社のようです。現在の社殿は合祀された諏訪神社の社殿と言います。

小鹿神社の由緒書き
石段に奉納旗
石段の先に鳥居
狛犬
御手水場
石段の上に拝殿
拝殿
神額
境内に社務所
稲荷大明神の鳥居
稲荷大明神の鳥居
稲荷大明神にたくさんの社
境内にたくさんの摂社
おみくじかけ
神楽殿
さざれ石の案内板
さざれ石

小鹿野町はバイクのライダーが多く訪れるところで、バイク神社としてお祓いやお守りを配布しています。参道の石段には奉納旗や鯉のぼりが立っていました。

 

 武甕槌神・建御雷神(たけみかづちのかみ)

日本神話に登場する神様。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から化生した神です。国譲りでは経津主神(ふつぬしのかみ)とともに、葦原の中つ国に派遣されます。また神武東征においても、天皇の危難を救ったとされる神です。島神宮祭神です。

 

 天児屋命・天児屋根命(あまのこやね)

日本神話に登場す神様、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れたとき、祝詞を奏した神。天孫降臨に従った五伴緒神(いつとものおのかみ)の一神。中臣氏、藤原氏の祖神。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 経津主神(ふつぬしのかみ)・斎主神(いわいぬしのかみ)

日本神話の神。日本書紀のみに登場し古事記には登場しない。磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神の子。香取神宮の祭神です。天孫降臨に先立って出雲に行き大己貴命(おおなむちのみこと)を説いて国土を献上させた。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

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