神奈川宿の真言宗高田派の寺院です。真言宗高田派は三重県津市の専修寺を本山とする浄土真宗の一派です。
幕末になると、江戸幕府はアメリカ、オランダ、イギリス、フランスと通商条約、和親条約を結びました。開港した横浜では甚行寺の本堂がフランス公使館に充てられていたと言います。
関東大震災と横浜大空襲によって建物は失われましたが、昭和46年(1971年)本堂・客殿を再建しました。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。