大田区大森中にある日蓮宗の寺院です。もと真言宗薬王院として創建しました。薬王院の住職だった日円が、法華宗日位と法論した結果、長享2年(1488年)に日位を開山として日蓮宗に改めたと言います。
扁額には「大林精舎」と書かれているのでしょうか、インドの毘舎離国(びしゃりこく)にあった精舎で釈尊の遺跡の一と言います。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。