大増寺 


 寺社の種類:浄土宗系単立
 山号:池寶山、院号:青真院
 創建の時期:慶長16年(1611年)、有馬伊掾守殿が開基
 本尊:阿弥陀如来
 札所:-
 所在地:東京都港区三田4丁目12-6
 訪問日:2023年4月11日

 

有馬伊掾守殿を開基として、源蓮社森誉上人月山が慶長16年(1611年)八丁堀に創建。寛永12年(1635年)当地に移転したと言います。

大増寺の山門
境内に薬師如来

現地には由緒書きなども見当たりません。多くの墓地を持つ檀家寺と思われます。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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