川越城主大導寺駿河守政繁が開山、母の蓮馨尼を開基として創建したと言います。
境内には子育延命地蔵が祀られています。大蓮寺23世玄譽存龍上人が、大正2年、大本山増上寺より賜ったお地蔵様と言います。
本堂の前には十念の案内があります。十念とは南無阿弥陀仏と十回称える浄土宗の作法のことと言います。
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。