大蓮寺 


 寺社の種類:浄土宗の寺院
 山号:来迎山、院号:紫雲院
 創建の時期:永禄10年(1567年)、川越城主大導寺政繁が開山
 札所:-
 所在地:埼玉県川越市元町2丁目8-25
 訪問日:2023年4月10日

 

川越城主大導寺駿河守政繁が開山、母の蓮馨尼を開基として創建したと言います。

大蓮寺の山門
子育延命地蔵の幟
地蔵堂の扁額
子育延命地蔵
大蓮寺の本堂
お十念
大蓮寺の扁額
南無阿弥陀仏の石仏
境内の小祠

境内には子育延命地蔵が祀られています。大蓮寺23世玄譽存龍上人が、大正2年、大本山増上寺より賜ったお地蔵様と言います。

本堂の前には十念の案内があります。十念とは南無阿弥陀仏と十回称える浄土宗の作法のことと言います。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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